花粉症と対策

現在、日本人の約20%が花粉症だといわれています。
季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれる花粉症は、原因となる花粉の飛ぶ時期にだけ症状がでます。
鼻の三大症状のくしゃみ・鼻みず・鼻づまりだけでなく、かゆみ、なみだ、充血などの目の症状を伴う場合が多く、また、ノド、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
デパートや薬局には毎年、花粉の季節が近づくととともに花粉症対策グッズが所狭しと目白押しの状態です。
立体マスク、マスク、洗眼、点眼薬から掃除、洗濯用品、めがね、健康食品までいろいろな物が開発され、種類も非常に多いです。
花粉症で苦しむ人にとって防御対策は非常に重要なことです。
日本人は一つのものが注目されると、みんながそれを求めて右へならえと突っ走る傾向がありますが、試すことができるものは試し、自分の身体に合うものをじっくりと選ぶことが一番良い方法です。
外出する場合は、なるべく花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意をし、帽子・メガネ・マスク・マフラーなどを身につけ、コートもツルツルした素材を選ぶことが大切です。

花粉症対策と乳酸菌

ある種類の乳酸菌が花粉症対策に有効であると最近話題になっています。
有益な微生物の一つである乳酸菌にはいろいろな種類や特性があり、ヨーグルト、チーズなどの乳製品、味噌やキムチなどの発酵食品に乳酸菌が利用されています。
近年、飲料会社の研究により乳酸菌が花粉症の症状を軽減することや、新しい種類の乳酸菌が発見され注目されています。
2002年に高いアレルギー改善作用が期待されるKW乳酸菌をキリンビールが発見し、2006年にカルピス社は人工曝露実験でL−92乳酸菌が花粉症の症状である鼻のかゆみ、目のかゆみに効果があることを実証しました。
アレルギー症状が起こりにくい環境をつくる働きが、花粉症に有効といわれる乳酸菌には含まれていますが、全ての乳酸菌に当てはまるわけではありません。
即効性がない乳酸菌のため、花粉の飛散時期の1ヶ月以上前からヨーグルトを継続してとることが望ましいと言われています。
厚生労働省の研究班が乳酸菌食品の花粉症緩和効果で、特定の乳酸菌粉末が含まれる食品を摂取したグループではあまり変化がなく、最大で1段階ほど症状に差が出た時期があったと発表されています。

花粉症の予防対策

スギが原因の花粉症は春が一番症状の出やすい季節です。
シーズンオフから体調管理や体質改善などで予防対策することで花粉症の症状を軽減させることができます。
花粉の飛散は猛暑ほど翌年の総飛散量が多くなり、暖冬だと花粉の飛散時期が早くなります。
花粉症の予防や治療、対策は、花粉の飛散する時期の少なくとも2週間以上前から行うことが望ましいようです。
花粉症の人にとっても「冷えは万病のもと」と言われるように身体の冷えは大敵で、夏季の冷房、冷たいものの食べ過ぎなどが、翌年の花粉症の症状に影響します。
食事も身体を温める温かい食べ物を多くとり、冷たい飲み物を避けることが花粉症の予防につながります。
冬の足もとの冷え対策などは、人気のドイツ製のファシー湯たんぽなどで温めるといいでしょう。
食生活でも、砂糖は免疫力を低下させ、花粉症をはじめとする、多くの病気の原因になっており、花粉症の人は、砂糖の変わりにハチミツや黒砂糖を使うなどして砂糖を控え、果物、ドライフルーツなどで甘味を取りように心がけましょう。

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